新入社員は入社して2か月。
少しずつ研修が終了したり、仕事の仕方を覚えたり、所属部署のメンバーと馴染めてきた時期ではないでしょうか。
そんな状況ですが、ランチの時間やアフター5の飲み会は、どんな人と過ごしていますでしょうか?
部内の人と良好な関係を構築していくことはとても大切ですが、今回はぜひ、新入社員や若手社員が他部署の人と仲良くなっておくべき3つの理由をご紹介します。
本日は、新入社員や20代~30代前半の若手社員が他部署の人と仲良くなっておくべき3つの理由をご紹介します。
登場人物:
たかひろ(僕):技術系の部署に所属。
Tさん:僕とは別の部署に所属する先輩。
本日のお題:新入社員や若手社員が他部署の人と仲良くなっておくべき3つの理由
①会社の中の仕事・物の流れがわかるようになる。
新入社員や若手社員の仕事に関する大きな悩みは、「どこの部署の誰が何をやっているのかわからない」というものではないでしょうか。
他部署の人と仲良くなっていると、自然とその人の部署の仕事の内容を理解することができます。
また、自分とは違う部署の人の仕事内容を理解すると、さらにその人と関連する部署の業務内容も何となくわかってきます。
例えば、僕がよく一緒にランチに行く、他部署のTさん。彼の話(時には愚痴)を聞いていると、彼の部署がどんな役割なのか、そして、どういった部署の人と関わって仕事をしているのか、知ることができるのです。
このように、自分が直接仕事で関わらない人とコミュニケーションをとることで、会社・業務に関する理解の点と点がつながり、より理解が広がっていきます。
②自分が関わっていないプロジェクトの情報も知ることができる。
会社に入っても、社内のすべてのプロジェクトに関わることはできません。
むしろ、開始されていることすら知らないプロジェクトも多数あることでしょう。
自分がアサインされていないもの、自分の部署のメンバーが誰も知らないプロジェクトもあるものです。
しかしながら、普段の業務で関りがない人とコミュニケーションをとる習慣があると、その人から自分が知りえなかった新しい情報をもらえるかもしれません。
そして、自分は知らなかった新しいプロジェクトの中にも、自分の知識やスキルが貢献できる可能性があります。
例えば、
Tさん 「今度、社内で○○というプロジェクトがあるらしいよ。でも技術面で課題があるみたいだよ。」
たかひろ 「そうなんですね、でもそういう課題であれば、僕のチームのAさんが解決方法を持っていますよ。」
Tさん 「え、そうなの?じゃあ、プロジェクトメンバーに伝えておくよ。」
このように、他部署の人と交流しておくと、アンテナが広がり、そこからチャンスが広がっていくのです。
③人脈が広がる。
他部署の人と仲良くなっておく最大のメリットが、「人脈の広がり」です。
僕は、前述したTさんとよく飲みに行ったりするのですが、彼は飲み会の場に、彼の業務で関わる人を呼んでくれたりするので、自然と人脈が広がっていきます。
こうして人脈が広がっていくと、社内で新しいプロジェクトが発足しメンバーが集められたときに、そのうち何人かは「一緒に飲みに行ったことがある人」だったりします。
「全く知らない人」と「知っている人(一度一緒に飲みに行ったことがある人)」だと、仕事のしやすさ・話しかけやすさがまったく違います。
また、もし自分が人事異動によって、配属する部署が変わっても、異動先に知っている人がいればスムーズに馴染むことができるでしょう。
このように、人脈形成によって、自分の仕事を有利に進めることができます。
最後に
本日は、新入社員や20代~30代の若手社員が他部署の人と仲良くなっておくべき3つの理由をご紹介しました。
メンタリストDaiGoさんはご自身のブログの中で、「職場に3人の友人を作ることで、人生の満足度が96%も上昇する」という研究結果をご紹介しています。
職場に最低3人の友人がいるだけで人生の満足度は96%も上昇することがわかっています。
在宅ワークの方でしたら、職場でなくとも仕事に関わるコミュニティの中で3人友人をつくると良いです。更に、3人の友人によって満足度が96%上がるだけでなく、自分の給料への満足度も200%上昇することがわかっています。
特に新入社員や20代~30代前半の若手社員、中途入社したばかりの人は、自分の仕事をよりスムーズに進めるために、いつも同じメンバーとだけ交流するのではなく、 普段あまり業務で関わらない部署の人とも交流することをお勧めします。